「夢を見つけること」が夢だった

先日の日記で、家にある邦楽CDの歌詞カードを片っ端から読み漁った
みたいなことを書きましたが、その時に見つけた歌詞が、タイトルの
「夢を見つけることが夢だった」
です。誰の歌だか忘れました。もし分かったらその時に書きます。


この歌詞を見たとき「そうだよな〜」って妙に納得してしまいました。
たぶんね、ボクの予想だけど高校生〜大学生あたりの人がこんなことを
感じるんじゃないのかな?
多くの小学生は夢がたくさんあるだろうし、中学生くらいになったら
一つの夢を強く抱くようになるだろうしね(まだたくさん夢を持っている人や、
もう夢を諦めちゃう人もたくさんいるだろうけどね)。
だけど、高校生にもなると、己の限界を知るし、嫌でも現実ってものを
たくさん知るようになるし、そんな中で夢を諦めちゃったり、自分の夢が
分からなくなっちゃう人がすごく多いんじゃないかな?
だけど、高校生はきっと高校卒業後の進路を考える時に、自分の夢や
やりたいことを考えるだろうし、大学生は就職する時に自分が将来やりたいこと
を考えなければならないだろうし…


だけどね、将来やりたいことを見つけることはそんなに難しいことじゃない
んだけど、その「やりたいこと」ってのが「夢」かと聞かれると、
たぶん多くの人は「No」なんじゃないのかな?


そんな高校卒業後の進路や就職を考える時に、夢がある素晴らしさを
身をもって実感すると思う。
現実を見つめながら自分の進路を考えている時に、夢に真っすぐな
人を見ると、とても羨ましく思えてくると思う。
そんな時に思う
「いつから夢を失くしたんだろう?」
「いつから足元を見ながら将来を考えるようになったんだろう?」
「いま自分がやりたいと思っていることは、心の底から「夢」だと
自信を持って言い張れることなんだろうか?」
と。


「夢」を持つことが素晴らしいことであることには、ほとんどの人は
反対しないはずだ。
だけど、「夢」を持つことって難しい。持とうと思って持てるものじゃ
ないから。
だから思う
「『夢を持つ』ことが夢」
であると。


ハッキリ言って今のボクには夢はないけど、いつか再び小学生の頃に
抱いていたような純粋無垢な夢を持つ日がくるのかな?
もしかしたらボクは
「『夢を持つ』ことが夢」
なのかもしれない。