桑田復活…生きているんじゃなくて生かされているんだと分かった

国会議事堂(ベルン、スイス)

社会人になった自分を実感したことは
昨日の日記で書きましたが、
社会人になった実感は無い今日この頃。


上の二文。いちおう自分なりに意味を使い分けてみたのですが、意味不明
ですよね…はい。


まあ、学生の時の生活から大して変わってない気がするって事です。
ただ、格好はリーマンになってしまった…ってなもんで。


今日も、なぜか定食屋に無駄に3時間滞在し、その後買い物に付き合わされる
という、「おれ、ホントに社会人なのか?」って生活を送ってます。
買い物にいったメンバーの中にスーツ姿で食パンを買っている子が
いたのですが、それを見て
「あ〜、生活観丸出しだな〜」
なんて思いました。やっぱりボク達はもう立派にリーマンになってしまって
いるようです。


ところで、今日は巨人軍の桑田真澄投手が600日ぶりの勝利をあげました。
600日…こんなにキリよく勝利を掴むなんて、桑田の秘めたる運命を
感じてしまったりします。


さて、桑田はおそらく今年ダメだったら引退することになるでしょう。
ここ2・3年の成績だけ見ると桑田は終わったと見えるかもしれません。
事実、球威は全盛期と比べると目を塞ぎたくなるほど落ちている気がします。
140キロ台後半をバシバシ出していた昔の姿はどこにもありません。


でも桑田だったら頑張ってくれるのではないか…
そう思えてなりません。桑田を尊敬している野球人は多いと聞きます。
ボクにとっても桑田は特別な存在です。一番すごいと思っている選手は
松坂だし、好きな球団は西武だけど、桑田だけは特別な存在です。
桑田は信念が強い人間のように思えます。目指す目標があるなら
妥協しない人間だとボクは思っています。決して大きくは無い体で、
そして一度は野球人生を諦めざるを得なかったかもしれないような
大怪我を負ってでも、ここまで一流であり続けた彼の努力は
凄まじかったものでしょう。


いつだったか、桑田は言っていました。
「200勝したら引退しようと思っていた。
1年間で15勝をあげて(この数値は確かではない)、13・4年やって
(この数値も確かではない)、スパッと辞めるつもりだった」
と。
つまり、遅く見積もっても32歳の頃には彼は野球界から引退するつもり
だったことになります。でもすでに38歳。プロ野球生活21年目。
彼の野球人生はいつまで続くのか分からない。信念を確かに持っている
桑田の野球人生を最後まで応援したいと思う。
何年後になるかは分からないが、桑田の引退試合だけは生で見たいと
思っている。ボクはおそらく涙を流すだろう…


最後になるが、桑田が今日言っていた言葉
「自分は生きてるんじゃなく、生かされてるんだと分かった」