マリアから捨てられたヒロインを拾いうる宗教は…

新大聖堂(リンツ、オーストリア)

今日、久しぶりに白夜行の公式
ホームページを見てみたら、3月23日に
武田鉄矢のインタビューがアップ
されていたので、それを見てみた。


武田鉄矢白夜行では笹垣刑事役をやっており、亮司と雪穂の真の姿を
唯一知っている存在だった。
そんな笹垣刑事は、よくドラマの中で仏教に関するセリフを呟いていた。
親鸞浄土真宗というところまでは分かったけど、浄土真宗が持っている
意味などは分からずに、途中からはただただこのドラマを「見るだけ」に
なってしまっていた。


なんでも、武田鉄矢のインタビューを読んでいると、どうやらこのセリフは
武田鉄矢の案だったみたいで、親鸞の「歎異抄」からの引用であり、
この「歎異抄」の中にある「善人なほもつて往生をとぐ、
いはんや悪人をや」というのが、「悪こそが神の救済の対象なんだ」
という意味だそうで、このことから親鸞の言葉を引用したそうです。


そして、マリアから打ち捨てられたヒロインを救いうる宗教は
世界にたった一つ、親鸞浄土真宗だけなのだそうです。


これを読んだとき、へぇ〜って思いました。正直、白夜行は面白かった
けど、分からない部分が多すぎてかなりモヤモヤしてたけど、これで
だいぶすっきりしました。


浄土真宗...とても有名だけど、これがいったいどういうものなのかは
ほとんど分からないまま、今まで生きてきたけど、ちょっと勉強して
みたくなってきた。


というか、浄土真宗に限らず宗教について勉強してみたいという思いは
昔からある。
日本人のほとんどは特に信仰している宗教はないと思うし(ボクも)、
宗教について感心を持っている人も多くは無いと思うけど、
世界を見れば、本当にたくさんの人が宗教を信仰して生きている。
だから世界を知るためには宗教をきちんと理解しなきゃいけないよな
っていうのはここ2・3年思っていたことなんでね。