親の大切さを知る

アントワープ中央駅

親は大切。こんなことは誰でも
分かっているだろう。
親がうるさくて親のことが嫌いでも、
多くの人は親は大切だと思うだろう。
もちろん、一部には様々な事情からそう思うことができない人もいるだろう。


だけど、多くの人が当たり前に思っているこのことを本当に身をもって
実感する機会ってホントに少ない。無いといってもいいくらいかもしれない。
だから、よく
「親孝行をしようと思ったときには、もう親はいない」
と言われるのかもしれない。


そんな頭では分かっているけど、いまいち実感しないこと。


そんなことをボクは2月の旅行で本当に身にしみて実感した。親の大切さを
身にしみて実感した。


なぜ実感したのかは、あまり日記に書く気もしないのでやめておくが、
偶然旅先で犯した自分のミスから、そのような機会に巡り合える事ができた。


親の大切さが分かったのなら、ボクの歳からして親孝行を如何にするかを
考えることになるだろう。もちろん「親孝行をした=親を大切にしている」
なんて安易な発想はしていないつもりだ。


正直、こんなことを書くのは如何なものかとも思うが、ボクは親孝行な息子だと
思っている。親にもよく言われる。「もう十分孝行しているから、これ以上は
いらないよ…」と。
全くもって、特別な何かをしてきたわけではないけれど、今まで歩んできた
道のりがね…たぶん孝行になっているかなと。


だけど、やはりいっちょ前に、いわゆる「孝行」をしなければ!という思いに
駆られるようになった。親の大切さを本当に身をもって実感した。


2月の旅行では色々な地域を見た。いろいろな知らない世界を知った。
一人の人間として成長した。幅も広がったとも思う。
だけど、2月の旅行で得た一番大切なものはそんなことじゃなくて、
「親の大切さを知った」
ということだったのかもしれない。