今の常識は明日の常識?

ドゥオモ(ミラノ)

ちょっと前の出来事ですが(たしか元日)、
両親の会話の中で紅白歌合戦
最後に流れる「蛍の光」の指揮者を誰が
やっていたかを話題にしていました。
しかもかなり盛り上がっていました。


ボク的には司会者を知っている時点で驚きでしたし、またその会話で盛り
がっちゃうところはさらに衝撃でした。
どうも、親の世代は、紅白歌合戦の指揮者すら覚えてしまうようです。
それ以外にも(これもたぶん元日の話)、親がボクに「昔は芸能人は
卑しい職業をしている人と見られていた」といっていました。
両親ともに言っていたので、親の偏見ではなくそのような世の中だったんで
しょう。
現代では芸能界といったら「華やかな業界」というイメージがあり、
「昔は卑しい」と思われていたなんて信じられない話ですよね。


ほかにも、石炭が石油に変わったこととか、蒸気機関車が電車になった
とか、当時では考えられなかったようなことが、いざ起きてしまうと
それを常識と受け入れられるようになりますよね。
最近のIT技術だってそうかもしれません。


「常識を覆すのは難しい」とはいいますが、案外「ふと気づいたら」
常識っていうのは変わってしまう可能性があるのかもしれませんね。