成長の限界

勉強に追い込まれ、本しか読んでいない気がする今日この頃。
ここ3日間で2000ページを読破しましたとさ。
唯一の息抜きはZONEと岡本真夜の音楽で。


将来の食糧需給に関する勉強をしているのだが、まぁ勉強をすればするほど
悲観的になっていく… もちろん食料面だけではなく、環境面からも同じ事を
感じる。
いっそのこと人類の繁栄は終わるっていう結論にしようかと考えていたり。
いや、人間の可能性を信じるべきだと葛藤してみたり…


今の世の中って、「成長が全て」みたいな面が必ずあると思っている。
どの国も経済成長を目指しているし、貧困国は「成長こそが貧困からの脱出
手段」ってな感じで考えていると思う。
だけど、この「成長が全て」みたいな考えを捨てなければ人類は崩壊すると
思っている。ちなみに全滅すると言っているわけではない。


たぶん、人類はいろんな面で地球の限界を超え始めていると思う。だけど、
そのフィードバックは非常に遅い。つまり、気付いたときには遅いということ。
だから、先見性を持って対策をしなければならない。それが、できれば人類は
現在の水準で生活することはできると思う。
未来永劫生活水準は向上していくと考えるのは愚かな考えで、なんとしても
早く「成長こそ全て」という概念を捨てるべきであるとボクは考える。
だけど、人間っていくら長期的には必要なことでも短期的に不利益なことならば
行動を起こしづらいものだと思うし、
「他国は経済成長を追及しているようですが、わが国は将来を考え経済成長を
放棄しました」
なんてことはまずいえないだろうし…
あぁ、どうすれば地球は助かるんでしょう?