たからもの…

プラハ城からの眺め(プラハ、チェコ)

さて、昨日宣言したとおり今日は
ボクの宝物について書きます。
う〜ん、それはたぶん1週間くらい前に
宝物になったもの。宝物だって
気付いたもの。


この前ゆっくり2月に一人旅をした際に撮った写真を一つ一つ眺めていた。
「こんなところに行ってたんだ〜」なんて思うくらい、すごく懐かしく
感じた。帰ってきてからたった2ヶ月しか経ってないのに、ずいぶんと
昔のことのように感じる。


荘厳さを感じさせる教会、歴史を感じさせる建物、
心を豊かにしてくれる景色、おいしかった食べ物、
旅先で出会ったたくさんの人...
全てが一期一会だったけど、大切な時間だった。


ふと、今すぐにでもまたヨーロッパに一人旅に行きたいという衝動にかられた。
でも行けるはずなんて無い。むしろ、これから先の人生において、
そんな時間を過ごすことはもう出来ない可能性だって多々ある。そんなことを
考え、とても悲しい気分になった。


でも、そんなボクを救ってくれたものがあった。旅先でつけた日記だった。
ボクは旅先で毎日2〜4ページの日記をつけていた。それをこの前読み返した。
ボクが現地で感じたこと、経験したことが、ボクが歩んできた一つの歴史と
してその日記にはきちんと刻まれていた。


そして思った。この日記はボクの宝物だ…と。それはたった1冊のノート。
だけど、そこにはボクのかけがえの無い経験がきちんと刻まれていた。
読み返しただけで感動してくるし、勇気がでる。


1冊のノート… 他人からすれば、どうでもいいようなノートだけど、
自分の字で自分をきちんと刻んだノート。宝物である。