性善説か性悪説か

最近、周りの人に
「お前、ありえないな」
ってよく言われる。どうやら、来週から
行く旅行が一般人から見たら普通
じゃないらしいってことと、そんな旅行の前日と前々日に飲み会に参加
していることも有り得ないらしい。まぁ後者が有り得ないって言うのは
分かるけど、前者はどうもよく分からないなぁ…　行き当たりぱったりで
長期間の旅行をする人はすごく多いと思うんだけどな。

んで、旅行も近いのでコンタクトレンズと旅先で万が一のときに使う
目薬をもらうために、かれこれ１８年間通っている眼科に行ってきた。
そこでも、医者に
「有り得ない旅行をするね」
って言われた…どいつもこいつもうるせー

それで、その眼科ではなぜか診察のときにボクと医者で長話をするのが
定番になっている。医者が３人体制でやっていて、他の患者はすぐ診察が
終わるのだが、なぜかボクはいつも院長のところに呼ばれて、そして長話を
している…

そして、きょうはヨーロッパについての話になった。ボクが旅行に行くって
いうのも関係あるけど、その先生も５月にウィーンとプラハに行く予定
らしい。それで話が盛り上がった。

そこで、出てきたのが「性善説か性悪説か」という話。
なぜこんな話が出てきたのかというと、プラハは独立国家になるのに３００年
以上もかかった国であるのだが、その「他国が国家を支配する」というのが
果たしていいのかどうかという所から話が発展した。
一国がグローバルな単位で支配力を持つ、これは今のアメリカである。

それで、アメリカは性悪説の考えをとっているのではないかという話に
なった。だから、法律などを徹底的に整備する。
一方で日本では性善説であると考えられる…

別に、性善説と性悪説のどっちが良いとか悪いとか議論するつもりは全く
ありませんが、皆さんはどちらがいいですか？

そのとき思い出したことがあって、当時はすごく印象的だったのですが、
国連の事務次官かなんかをやっていた明石さんが、
「日本にいたときは性善説だったけど、世界をいろいろ見てみて、性悪説
で考えた方が世界が平和になるのではないかと思う」
みたいなことを言っていたことがある気がすることを思い出した。

世界を見てきた人の発言だけに説得力がありますが、個人的にはね
性善説で考えたいなあ〜って思っているんですがね。