僕が一番欲しかったもの

タイトルを見て「!!??」って思った方もいるかと思いますが、槇原敬之
歌です。この歌が大好きなので、ちょっとこのテーマについて書きたいと
思います。
皆さんは何が一番欲しいですか??
お金ですか?自由ですか?愛ですか?友情ですか?それとも液晶テレビ
iPodやパソコンですか?もちろん人によって一番欲しいものは違うと
思いますし、それを否定するつもりなんてありません。ただ、自分自身の
一番欲しいものを考えたときにすごく深く考えさせられる問題だなぁと
思うときがあります。ボクの一番欲しいものはなんだろう?正直、今の
ボクには分かりません。きっと、幸せすぎて分からなくなっちゃってる
のかなぁなんて思います。食べものは溢れているし、戦争のない平和な
生活をしているし、信頼できる友達に囲まれているし、正直、今のボクは
生きる上で全く不自由していない。だから、目の前にあるであろう、
すごく幸せな出来事が分からないままでいるんだと思う。
よく聞くが「失ってから分かる」。まさに、これ。幸せすぎて何が大切か
が分からなくなっている。自分ではもちろん分かっているつもりではいるが、
一方でたぶん分かってないだろうなと思っている自分がいる。
そこで、槇原さんの歌詞を考察してみたい。「ここまで来た道を振り返って
みたら僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていてそれを見た
時の気持ちが僕の探していたものだと分かった」っていう歌詞が最後の方に
ある。これは、僕の考えではあるが、必死に生きて最後に分かるということ
を言っているのではないかなと感じた。生きている最中は何が一番自分の
欲しかったものかは分からない。でも、終わるときに分かる。だからこそ、
一生懸命生きなければいけないんだ、と。もちろんかなり強引な解釈な
ことは分かっている。だけど、僕はこう解釈したらしっくり来た。
だから、僕は今を無駄にせず大切に生きたいと思っている。