【岡本真夜】論


せっかく昨日の日記で岡本真夜の話を出したので、そのことについて書きたい
と思う。


ボクが岡本真夜を知ったのは、多くの人と同様TOMORROWのときだ。
1995年、ボクが小学校6年生のときだ。要はデビューシングル。
この曲はすごく売れた。
しかし、彼女はテレビに出てくることがなく「どんな人なんだろう?」と
いう話題が小学校でも起きていた。
そんな彼女が初めてテレビに出てきたのは、その年の紅白歌合戦のとき。
多くの人は「あれ?」って思ったことだろう。例にもれずボクもその一人。


それ以来、岡本真夜の存在を気に留めることはなかった。そんなこんなで
高校3年生になっただろうか。何がきっかけだったのかは忘れたが、CD
レンタルショップ岡本真夜のベストアルバム【RISEⅠ】を借りた。
これがまさにボクのツボだった。岡本真夜はこんな素晴らしい音楽を
作っている人だなんて知らなかった。ボクは感激した。岡本真夜ワールドに
はまった。それ以外のCDも借りて聞いた。
すごい、素晴らしすぎる。ボクは本当に感動した。音楽を聞いて、感動して
涙するっていうのはこういうことなんだというのを彼女の音楽に教えて
もらった気がする。


彼女は明らかに自分の世界を持っているアーティストだ。その世界が嫌いな
人は彼女を嫌いだと思うだろう。しかし、逆に彼女の世界が好きな人は
とことん好きになる感じのアーティストである。
友人には、ボクが岡本真夜が好きであることをあまり理解してもらえない。
たしかに、男の人が岡本真夜の曲に共感を持たないことは何となくは分かる。
だけど、女の人は岡本真夜の歌は好きになるのではないだろうか?あの
歌詞は女の人のためにあるものだとすら感じることがある。


そんな彼女の世界にはまって早4年。いつか彼女のコンサートに行きたいと
思っていたが、行けずじまい。それがなぜなのかボクは分かっている。
お金の問題とかではない。
ボク自身が彼女の世界にふさわしい精神年齢になっていないからだ、ただ
それだけ。
ボクはまだ幼い。彼女の世界を堪能することはできていないと思う。
だから、どうしてもコンサートに足を運ぶことができない。彼女の世界に
ついて行けない気がするから。ZONEとか松浦亜弥のコンサートならついて
いけるけど、彼女にはまだついて行けない。


だけど、そろそろついていけるかなとも思っている。ボクも少しは大人に
なった。彼女の世界が多少なりとも分かるようになった。コンサートに
足を運んで、CDを聞くだけでは分からなかった、彼女の新しい世界を
教えてもらいたいと思っている。


だから、彼女の来年のコンサートには行こうと思う。そのときが楽しみだ。
ボクは彼女に会えて良かった。先日の日記で「5位までが出会えて
よかったと思えるアーティスト」と言ったが、訂正させていただきたい。
岡本真夜はボクの中で6位だ。そして、6位まで出会えてよかったと思える
アーティストである。
まだまだ、ボクは彼女の世界を知らない。彼女の世界を知りたい。来年に
そのチャンスが来ることをボクは願っている。